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日々徒然なるままに本を読むモノの足跡。

私が読んだ本の感想などを書き連ねていくブログです。ネタバレを多く含む可能性があるため、十分にお気をつけ下さい。

温泉ドラゴン王国 感想

あらすじ

「私に、温泉を調べさせてくださいっ!」山ばかりの貧乏国家「ユ国」の王子アリマは国の財政難を解決するための方策について悩んでいた。そんな彼の元にある日、隣国の研究員が訪れる。古代の遺跡を調べる研究者である少女ハナは、ユ国唯一の特色である「温泉」には合成すると特殊な効能を発揮する性質があることを明らかにする。

ハナの助力を得てアリマは「温泉を使った旅館の経営での財政再建」を目指すが、来るのはドラゴンや勇者など、一筋縄ではいかないお客様ばかり。ドタバタ&ほのぼのに入浴シーン大サービスで送る温泉ファンタジー営業開始!

 

引用

「魔法です!温泉には魔法の力が宿っているのです!」

 

感想

 温泉+王国+ドラゴン……タイトルにまったく捻りが無ぇ!!と読み終わってから一番最初に感じたことです。そして、僕も混浴してくれるような文系少女欲しかったし、ブラコンでないすばでーの姉が欲しかったです(吐血

 

 さて、温泉文化が盛んなユ国の王子である主人公とその温泉に興味を抱く研究者系天然ヒロインのラブコメと言うのが一番近いかな、と。

 それにしては色々妙な雰囲気のある作品。その妙というのは、作中の温泉の”効能”とは魔法の産物であることでしょう。現実の”効能”と言えば肩こり、冷え性解消や疲労回復などですが、この物語ではなんと!「温泉をかけると馬がマグロになります!」……なんだこの胡散臭さ、そりゃ誰も信じないよ!(確信)

 それ以外にも様々ありますが、”効能”の内容ではなく、温泉のそれが魔法という古代文化の遺産であるという点がこの作品の妙になり得ているのではないでしょうか。僕としてはその妙を味として言いたい、推したい。

つーか、これやってること国じゃなくて街でもいけるんじゃ……

 

 話は変わりますが、個人的にこういう、ある種異色?とも言うべきものを新レーベルのオーバーラップに求めていました。それは、私がオーバーラップ文庫に求めているものが、他レーベルには無い、現在の穴になる部分を埋めてくれるラノベが出版されることであったからでしょう。ただまぁ、これは少数意見のような気もします。普通に面白ければ良いって人が多いでしょうし。

 

 

 しかし、児玉酉さんの絵いいなぁ……茶髪文系少女はいいなぁ