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日々徒然なるままに本を読むモノの足跡。

私が読んだ本の感想などを書き連ねていくブログです。ネタバレを多く含む可能性があるため、十分にお気をつけ下さい。

グランクレスト・リプレイ ライブファンタジア 「天災魔法師と竜を駆ける姫君」  感想

ライトノベル 冨士見ドラゴンブック TRPG

 

 

あらすじ

反逆の汚名を負った姫の前に、記憶喪失の魔法士が現れた。彼女は仲間とともに王城奪還を目指す。賀東招二深見真石踏一榮深遊――ファンタジア文庫のクリエイターたちが奔放にキャラを作り、遊ぶ絢爛リプレイ!

 

引用

GM:えー、そうですね。これは先にお話しておきますと。――今回、我々は皆さんの力を遺憾なく発揮してもらうため、どんなキャラクターでも受け入れます。

 

 思えば、

 この一言がすべてのきっかけだった。

 

感想

 そら、こんなこと言ったら表現のプロである作家陣が本気になるのは目に見えてるじゃないですか、ヤダ-!ほら、これの直後に深見さんが「いい拷問を見せますよ」なんて言ってるじゃない!これ絶対いい笑顔だよ間違いない。そして、ゲームマスターの矢野さんもTRPGのプロだしグランクレストシステムを作ってる側だからデータ作ってくる本気さで、なんだ大人の全力の遊びっぷり……羨ましい。

 

 さて、本作はグランクレストTRPGのリプレイであり、冨士見×MFの合同企画です。物語的には”冨士見国”(仮称)と”MF国”(仮称)は隣国の設定らしいですね。

 TRPGのリプレイはソード・ワールド2.0ダブルクロスとか読んでますが、この作品はリプレイらしさは薄く、物語の方に重点を置いた作りになっていたと思います。ところどころに会話でない描写が多くあり、かつ判定は少なめですからね。個人的にはリプレイとして期待していたので、もっと判定の詳細とか戦闘の判定とかやって欲しかったですが、たぶん水野良のグランクレスト戦記から来た人をメインターゲットにしてるのでしょうね。

 そして、物語としては一国の王が部下に謀殺され、その娘たる主人公が反逆の汚名を着せられ、その中で仲間たちと出会い、力を合わせ敵を倒す、と軸は本当に王道です。これはひとえに深遊さんの演じるカタリナの影響が本当に大きい。仲間を信じ、ヘクトールを信じ、自国の民全てを心から信じた彼女だからこその物語であったのでしょう。まぁ、道中GMを驚愕させる行動こそあったものの、結果的に最終的に大きい見せ場になりましたからオールオッケーでしょう。終わりよければ全てよし。

 しかし、キャラ作成時の深見さんのはっちゃけ度からプレイングもはっちゃけるのかと思いましたが、マルタは堅実なキャラクターになっていましたね。この作品でのグランクレストの中で頻繁に出てくる”流儀《スタイル》”をおぼろげながらに体現していましたし。対して、プレイングで一番はっちゃけてたのは間違いなく、賀東さんでしょう。何で全裸なんだよ!触手なんだよ!そのこだわりなんだよォオオ!ちなみに、石破さんはまんまスケベを抜いて大人にしたハイスクールD×Dの兵藤一誠ですよねこれ、全身変身するし。心の底は熱い男らしいキャラでカッコ良かったです。もっと喋っていいんですよ!

 

 長々と書きましたが一言で言えば、すっごい面白かったです。ラストの展開も波乱を呼びそうな形でしたし、予測ができなくて期待が膨らみますね!そして、早くMF側のライブファクトリーも読みたい!両方ともに全3巻の6巻構成らしいので、どのように絡めていくのか今からワクワクです!

 

 ではでは!これからはぼちぼち更新していきたいですねー。