101番目の百物語(5) 感想
- 作者: サイトウケンジ,涼香
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/12/21
- メディア: 文庫
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「俺は俺のまま。みんなにとっての『一文字疾風』であればいい。それが物語の主人公としての在り方だと思っているんだ。」 P221より
今回の5巻は前々から伏線が散りばめてあった先輩の話でした。読後の大ざっぱな印象としては、いつも通りMF色ともいえるラブコメは健在ながら、シリアスなところはきっちりまとめてくれるモンジくんはつくづく主人公だなと思わされました。いつまでも一之江にぐさぐさされているモンジくんでいてほしいものです。そして、安定のオチの持って行き方。ここまでくると、この作品はこうでないと!って気分になってくるから不思議です。あと、理亜がかわいくて妹ほしい。
さて、この作品もそろそろ結末に向かっているような雰囲気がありますが、ずっとこのままの作風で突っ走っていってほしいです。
p.s.
コミケ2日目の日にツイッターのお知り合い方と話したことを考えた結果、自分がこの101番目の百物語はエロゲっぽいから好きなんてだという結論に至って、とても納得しました。