銃皇無尽のファフニール9 セルリアン・エンゲージ
銃皇無尽のファフニール9 セルリアン・エンゲージ (講談社ラノベ文庫)
- 作者: ツカサ,梱枝りこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/07/02
- メディア: 文庫
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◯感想
簡単に言えば、8巻でイリスを始め、周囲のDを見染めた悠の正体とは……!?そして、彼自身と見染められた彼女たちの覚悟を問う巻だったのではないでしょうか。
ようやく最初の頃から張り巡らしてきた伏線が機能してきましたね!「ノイン」の意味、緑のユグドラシルが悠を支配しようとしていた意味、そして男の悠が何故Dであるのか?などなど。
この辺りが全て1点に収束したときはとても興奮しました。ライトノベルの流行だった「女にしかできないはずの異能などを唯一男が使える」という設定にうまく埋没していたからなのも一役かってたのかもしれない。
そして、悠が見染めたイリスを始めとした各ヒロインが悠の"つがい"になるか否かの覚悟を問う流れは悠と彼女らの関係が、積み重ねてきたものが見え隠れしていて素晴らしいと思いました。美味しい。
悠が彼女たちの変化に責任を負うだけなのではない、一緒に責任を背負うのだと、それが嬉しいのだと告白してくれる強さは悠を安心させ、一つステップが上がったかなと感じました。
しかし何故全員風呂なんだ……いや大変美味しかったけど!美味しいかったけど!シリアスさん行かないでー!
あとこれ
ファフニール9巻読んでる。
途中までだけど、悠が一人一人と話し合う場面にすごい既視感を感じてたんだけど、これあれだネギまの仮契約だ……。必要ないのにみんなしてキスするからめっちゃ同じだし、そもそも契約という意味ではほぼ同じといっても過言はないぞ。
— ルイス37世@up10sionの記憶無し (@ruisu_halfmoon) 2015, 7月 4